初代東海大四バスケットボール部 監督 永野 進監督からご挨拶
クラブ員は50名、一週間で25名に、一ヶ月で15名が残り、アウトコートでの楽しい(地獄かな)練習の始まりでした。
室内競技なのに全員真っ黒! 東海の選手だとすぐ分かる。創部2〜3年の指導が私の指導理念の基本となった事は事実である。言って、見せて、やらして、その先に本当の教えの始まりがある。一方通行の指導では成果は望めない。
数多くのOBの皆さんが、毎年努力の成果を示す事が出来たのは東海の歴史があったからこそ迷う事なく、頑張って来られたと思う。
もう一度OB全員で再認識する事で、礎をたしかなものにしてみてください。
私が退官して7年になりますが、今は教え子でもある、佐々木先生に東海の将来を託してきました。彼ほど良い経験を学んできたプレーヤーはいない。数多くの優秀なOBのひとりでもある。もっと自信と責任を持って指導に当たってほしい。プレーヤーは進歩も変化も早い、指導者もどんどん進化を続けるもの。教える事の難しさを心して、プレーヤーが困った時の為にコーチが必要と悟る事。肝心なのは「ブレ」ない指導!
前置きが長くなりましたが、OB諸君、今こそ東海大四バスケットボール部への心温まる御理解と御支援を申し上げたい。
私は高校のバスケットボールを40年東海でお世話になり、昨年はミニ、中学、大学と指導してきて、チャンスがあればどこへでも出掛けてみたいものと思っております。
現役の諸君、バスケットボール関係者は、期待しております。
また、教職員の皆さんはじめ、特にOBの先輩達は将来のゆく末を心配しております。
努力する者は夢を語り、怠け者は批判が多くなる。各自が、自分自身を磨いて結束してみてください。OB会の盛り上がりは現役の活躍が一番の特効薬でもある。頑張れ東海大四!
最後に数多いOB諸君、OBの結束なくして多くは望めないだろう。
先輩、後輩が心ひとつになって盛り上げ、現役に良い刺激を与えてください。
少々説教じみたことばが多くなりましたが、次回のOB会で沢山のOBの顔を見る事を楽しみにしております。
初代東海大四バスケットボール部
監督 永野 進